肩甲骨はがし
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肩甲骨はがしとは?
肩甲骨は本来、自然な状態で浮き出ており、軽い力で掴むことができるような柔らかい状態が理想です。ところが現代人はさまざまな原因から筋肉がこり固まり、肩甲骨が埋もれて背中全体が丸まり、肩こりなどを悪化させていることが多くなっています。
「肩甲骨はがし」とは、こり固まった肩甲骨まわりの筋肉や関節をまるで剥がすようなイメージで施術を行い、肩こりや猫背などの症状を改善していく施術となります。
実際に引きはがすような強引なものではなく1人ひとりのこりの状態や柔軟性、筋肉の状態に合わせて施術を行っていきます。
主には肩甲骨周りの筋肉をほぐし、動きの悪くなった関節をやわらかくしてから肩甲骨の可動域を広げていく施術を行います。 -
肩甲骨まわりが固くなる原因とリスク
・肩甲骨が硬くなる原因
長時間のデスクワークなど一日中体を動かさないと肩甲骨は全面筋肉に覆われているため肩甲骨が硬くなってしまいます。・肩甲骨が硬くなるリスク
肩甲骨の動きは肩の動きと必ず連動しているため肩甲骨の動きが悪いイコール肩の動きが悪いと同じになります。
このため肩甲骨が硬くなると肩こり、それに伴う血流の悪さによる頭痛などが引き起こされます。
上半身の血流サポートを担っているのが、肩甲骨まわりの筋肉群です。
つまり、肩甲骨が硬くなるということは、それだけ血液の流れが悪くなるということなのです。血流が悪くなると栄養や酸素の供給が少なくなったり、遅れたりすると、それを待っている臓器や器官の動きは鈍くなります。
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肩甲骨はがしをするメリットとは?
・肩こり解消
肩こりに関わるほとんどすべての筋肉が肩甲骨につながっているため肩こりの解消につながります。さまざまな筋肉の集合地点である肩甲骨をしっかり動かして可動域を広げることで、硬く縮んだ筋肉や関節がゆるみ、血流やリンパの流れが改善。肩こりの解消へとつながります。
・姿勢改善
猫背や巻き肩は、体の前方から肩甲骨へとつながる筋肉が縮んで固まり、肩全体が引き込まれている状態。そうなると、今度は体の後面の筋肉が抵抗して収縮するため、姿勢はさらに悪くなってしまう。実はこれらの筋肉すべてにかかわっているのが肩甲骨。肩甲骨の動きをよくして可動域を広げると、関連する筋肉を一斉にゆるめることができ、姿勢改善につながります。
自分でできる肩甲骨はがし
①肘を回し肩甲骨を動かす肩甲骨はがし
1.手を肩におき、両肘を肩の高さまで上げます。
2.次に、円を描くように肩を前後に回していきます。
前後10回程度行います。
②腕を後ろに引き寄せる肩甲骨はがし
両ヒジを背中の後ろに引き寄せながら下げる。このとき、肩甲骨を背骨に寄せるように意識して。10回×2セット行う。
③ストレッチポールを使った肩甲骨はがし
1. あお向けに寝た状態で、肩甲骨の内側(背骨)にストレッチポールを置く。
2.両腕を天井に向けてまっすぐ上げて下ろすを10回繰り返す。
特にお風呂上がりや寝る前が効果的。ストレッチポールは背骨全体が血流もリンパの流れもアップしてぐっすり眠れます。
当院の肩甲骨はがしとは?
当院の「肩甲骨はがし」とは、医師監修のもとこり固まった肩甲骨まわりの筋肉や関節をまるで剥がすようなイメージで施術を行い、肩こりや猫背などの症状を改善していく施術となります。
実際に引きはがすような強引なものではなく1人ひとりのこりの状態や柔軟性、筋肉の状態に合わせて施術を行っていきます。
主には肩甲骨周りの筋肉をほぐし、動きの悪くなった関節をやわらかくしてから肩甲骨の可動域を広げていく施術を行います。
このような方にオススメです。
・長時間デスクワークで同じ様な体勢、姿勢が続いている方
・首・肩・背中が張りやすい、痛みが出ている方。
効果として
・首・肩・背中周りの張り、痛みの緩和
・猫背や肩の内巻きの改善
・肩関節可動域の改善
・代謝アップ、呼吸の質の改善など