ヘルニア｜天王台駅前整骨院

みなさん！『椎間板ヘルニア』という言葉を知っていますでしょうか？？
これは、背中にある背骨の一つ一つである椎骨と椎骨の間でクッションの役割を果たしている軟骨（椎間板）が変性し、組織の一部が飛びだすことをいいます（ヘルニア＝何かが飛びだすこと）。
このとき、飛びだした椎間板の一部が付近にある神経を圧迫し、腰や足に激しい痛みやしびれなどの症状を起こします。
体に起こる所見とすると
足腰の痺れ
歩きにくい
咳やくしゃみで疼痛が増強
体の一部の感覚が鈍くなる
排尿時の痛み

このような所見が見られることがあります。

ヘルニアに対する当院の考え

そんな、椎間板ヘルニアには大きく３種類あります。
背骨は、上から『頸椎』『胸椎』『腰椎』という名前がついていて頸椎は7個。胸椎は12個。腰椎は5個。計24個の骨からなります。
その椎骨と椎骨の間の椎間板が変性したものが最初に説明したヘルニアの状態で、起こる場所で頸椎椎間板ヘルニア、胸椎椎間板ヘルニア、腰椎椎間板ヘルニアの３種類があります。
その中でも整骨院にも来られる方で圧倒的に多いのは、『腰椎椎間板ヘルニア』です。当院が考える理由としてあげられるそのヘルニアの原因は、姿勢や体の動かし方になります。
椎間板には、座る、立って前かがみになると言った動作をすることによって、普段より、２.５倍の圧力がかかると言われており、その繰り返しにより椎間板に負荷がかかり続けヘルニアが起こりやすくなります。
とはいえ、その動作を避けることは日常生活では無理ですが、普段の姿勢が悪いことでそのリスクは高まる一方なので、姿勢を整えることはかなり重要な項目になります。

ヘルニアを放っておくとどうなるのか

その『腰椎椎間板ヘルニア』の症状、最初はただの軽い腰痛かなと感じて、放置しておくと、痛んで変性している椎間板が更に悪化し負荷がかかりやすい状態になり、症状は悪化していく一方です。
変性している椎間板は神経を圧迫している状態なので、痺れや痛みがおきます。その状態が悪化するということは、その痺れや痛みなどの体に起こっている状態が増加していくことになります。最初は軽い痛みと思っていたのが、気づいたら常に起こる痛みに変わっている。そんなこともおかしくはなりません。
そんな腰椎椎間板ヘルニアは細かくいうと起こる場所によっても症状が変わってきます。
頸椎だと、上肢の痺れ。胸椎だと体幹部。腰椎だと歌詞の痺れなど。
このブログにあげられるような症状、所見が見られたら、是非当院を受診されることをオススメします。

当院のヘルニアに対する施術とは

そんな腰椎椎間板ヘルニアの当院の施術法としては主に２つ。
１つ目は『姿勢矯正施術』です。
何度もお伝えしているように姿勢の悪さ、負荷のかかり方のよるもの。その不良姿勢、すなわち骨格を矯正するものになります。今の日本人は多く人が不良姿勢と言われています。それはスマホやパソコンの普及による猫背、前かがみの姿勢によるものです。そんな悪くなってしまった姿勢を骨格筋肉のプロである私たち施術家が、自分たちの体だけで機械を使わずに行う施術のことで、施術が終わった後には姿勢がピンとした状態かつ、楽に姿勢が取れるようになります。これを繰り返し行うことで、普段から楽な姿勢、いい姿勢が取れるようになっていきます。
２つ目は鍼の施術です。
鍼の主な効果は、筋肉を弛緩させること、痺れを解消する。
このような効果があります。
東洋医学と呼ばれる、痛みの起こっている場所のみならず、痛みが起こっている原因からとり除くという古来からの施術法で、『経穴』と呼ばれるツボのようなところにも鍼を打つことで、痛み痺れを解消していきます。

その施術を受けるとどう軽減するのか

姿勢矯正施術に関しては、多くの症状改善が見られます。人間は正しい骨格の上に筋肉がついていて、体の中には臓器が入っています。
不良姿勢が起こっているということは、ヘルニアの原因になるような、腰椎はじめとした背骨に負荷がかかるのはもちろん、肩こりや首の痛み、足への負担ものしかかってきます。何か物が当たったり、事故などによる衝突などの直接的な外力が当たった痛みを除くと、ほとんどの痛みが、痛みがあるその場所はあくまで結果であり、原因ではありません。その痛みが出てくるのには、その場所以外の不良によるものになります。
わかりやすく説明すると、ラジコンのタイヤが回らないのは、タイヤの不良ではなく、エンジンのモーターが回らないから。ヘルニアの１つの原因で例えると、体の柔軟性がないから、かがむときに腰主導で体を曲げることによる、腰椎への日常起こる以上の負荷がかかるということ。
これらになります。

施術頻度はどのくらいか

最後に、そのヘルニアの症状軽減のための施術頻度ですが、人それぞれではありますが、おおよそ、目安としては３〜６ヶ月ほどは必要になっていきます。
最初にあげた姿勢矯正施術に関しては、普段の生活における姿勢の定着の目安が先ほどあげた期間になるので、おおよそこれくらい必要になります。ただ、姿勢の定着がヘルニアの100％の改善ではないので、矯正施術の１つの目安として覚えていて欲しいです。
また鍼の施術も同じで、痛みやしびれは解消できるものの、100％改善ではないので、進行を防ぐ手段としてこの施術を受けていただければと思います。